Cosina Bessa-R Canon 50mm f2.0
fuji superia 400
久しぶりにネガ・カラーフィルムで撮影したものをアップしてみるのですよ。
カラーについては既にデジタルがフィルムを凌駕していると認識しているだけれど、こうしてみるとなかなかどうして、俺好みの色になってくれるわぁ(´∀`)
よく、「ネガ・カラーにはオリジナルの色というものが存在しない」という言い方をされる。これはかつてフィルムカメラ全盛時代において、ネガをプリントする際には現像所で焼付けした人の好みや価値観によっていくらでも色合いを変えられるというところに起因したみたいだね。
実際、焼き増ししてみたら同じネガからなぜこんなに?と聞きたいくらい違った雰囲気のプリントを手にすることもあった。
ところがだ、ことデジタルで写真を管理するようになるとネガカラーってのも結構オリジナルな色合いを持っているということに気付かされるよ。
これは自分でもRAW現像などをやりだしてわかったことなのだが、デジタルは現役でフィルムを使っている人間から見れば異常とも言えるほど自由度というか、レタッチ耐性が高いと感じる。
だってデジカメなら後からホワイトバランスはいじれるし、彩度やシャープネス、コントラストも思いのまま。俺みたいなモノクロスキーも安心の粒状性追加プラグインなんてものまで登場する始末。
一般的にはフィルムの持つラチチュードの広さに着眼して、「デジタルももうちょっと頑張ってくれれば」という意見を聞くことが多いのだけど、ラチチュード云々という話と、レタッチ耐性という話はまたちょっと異なるようだね。
デジタルと比べれば、フィルムをスキャンしたものはレタッチするにも限界があって、スキャンの時点である程度の色合いなどは決定されてしまうし、やりすぎるとあっという間に破綻してしまう。
そりゃデジタルでもいじりすぎれば当然破綻するのだけれど、破綻するまでの許容量が異なるのだよね。フィルムのほうが狭いように感じる。
ところが逆に考えれば、レタッチ耐性が低いと言うことはフィルムが要求してくる色からそれほどかけ離れてレタッチ出来ないと言うことでもあるわけだから、それを個性と呼んでも良いような気もするのだよね。
実際、例えば上にアップした写真と同じ色を、俺の持っているE-500というデジタル一眼レフで再現してみろと言われたら正直苦労すると思う。
こうして見てみると、ネガはネガとしての十分な個性があると評価することも出来るのではないかな。
筆者はことカラーに関してはこのところデジカメ一辺倒だったのだけれど、ネガ独特の色が好きだと言う向きには積極的にこれを採用してみるのも一興かもしれないと思ったね。

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